例年通り、きょうも大学ラグビーの準決勝をテレビで観戦した。第1試合は「早稲田大×東海大」。36-12で早稲田の勝ち。東海大は、国立競技場の試合ではあまり名前を聞かない学校なので、早稲田の圧勝ではないかと勝手にイメージしていたのだが、試合の立ち上がりでは東海大がもう少しでトライというところまで攻め込み、さすが関東大学ラグビーリーグ戦グループで関東学院大、法政大を下して全勝優勝しただけのことはあると思った。しかし、地力では早稲田が上回っていたようで、その後は早稲田優位で試合が進められた。一時は33-0と点差が開き、完封負けではないかと思ったが、最後に東海大のトライを見ることができた。わたしはとくにひいきのチームはないのだが、決勝戦は「伝統的に強い大学」に出てほしいという意識があり、なんとなく早稲田びいきで見ていたかもしれない。
ところで、関東学院大はかつては「新興勢力」だったと思うが、いまやすでに「伝統校」に匹敵するブランドイメージを確立していると思う。関東学院大といえば、わたしは春口監督が好きだったのだが、部員の不祥事で辞任してしまった。その後、どこかで監督として復帰したのだろうか。
第2試合は「帝京大×法政大」。36-10で帝京大の勝ち。後半30分過ぎに法政大がリズムのいい攻撃を見せたが、それ以外は帝京大が終始、法政大を圧倒していた。前半10分台に法政陣内で何度も繰り返されたスクラム戦は見ごたえがあった。結局、19分に帝京が執念のトライを奪ったが、法政がここを守りきっていたら、その後の展開も変わっていたかもしれない。赤は膨張色といわれるが、赤いジャージの帝京の選手がやたら大きく見えた。実際、フォワードの平均体重は、帝京の方が10kgほど重かったようだ。もう少しせった試合が見たかった。
それにしても、きょうはラインアウトでのノットストレートの反則がやたら多かった。国立競技場特有の風が原因だと思うが、インゴールが極端に狭いことも含めて、国立競技場はあまりラグビーには向いていないのかもしれない。
決勝戦は「帝京大×早稲田大」という顔合わせになった。これらの2校は関東大学ラグビー対抗戦Aグループの1位と2位であり、実力的には拮抗しているはずである。1月10日には接戦のいい試合を期待したい。
追記:国立競技場でノットストレートが多い理由としては、観客席が楕円形のため目の錯覚で斜めに投げ入れてしまうという説もあるようだ。
追記2:ルール上はインゴールは22m「以内」なので、極端に言えば1mでも3mでも良いらしい。
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