2009年1月4日

ライスボウルをテレビ観戦

正月は、テレビでスポーツを見るのが楽しみの1つだ。ブログには書かなかったが、元日の天皇杯決勝も観戦した。1月3日はアメリカンフットボールのライスボウルである。わたしはアメリカンフットボールはよく知らないのだが、ラグビーと同様に、なんとか理解して楽しめるようになりたいと思っていた。しかし、1年に1回の観戦なのでラグビー以上になじみが薄かった。なかなかルールが把握できず、テレビを見ながら歯がゆい思いをしていた。それでも今年は、ゲームのあらましが理解できるようになり、一応ゲームを楽しむことができた。わたしがテレビ観戦から把握したゲーム進行の要点は以下のとおり。

1.ボールが地面に触れるか、ボールを持った選手の足の裏または手以外の部分が地面に触れた場合にプレーが止まる(「ボールデッド」)。

2.相手のエンドゾーンにボールを持ち込めば「タッチダウン」(ラグビーの「トライ」とは違って、ボールをグラウンディングする必要はない)。タッチダウンは6点で最も得点が大きいので、基本的にアメリカンフットボールはこのタッチダウンを最大の目的としてゲームを進めるスポーツである。

3.攻撃側は1シリーズで4回(1st~4thダウン)の攻撃権が与えられており、4回の攻撃(ランやパス)で10ヤードをゲイン(前進)すれば、改めて4回の攻撃権が与えられる(1stダウンの更新)。これを繰り返して敵陣に攻め込む。"1st and 10"は、「これが1回目の攻撃であり、1stダウンを更新するために必要なゲインは残り10ヤード」の意味。同様に"3rd and 7"なら、「3回目の攻撃で残り7ヤード」の意味。そして1stダウンの更新に成功すると、ふたたび"1st and 10"になる。

4.3rdダウンまでに1stダウンを更新できていない場合には、4thダウンの攻撃では敵陣深くパントを蹴るか、相手ゴールが近ければ、フィールドゴールを狙うのが一般的。4thダウン終了までに10ヤードをゲイン(1stダウンを更新)できないと、その地点から相手チームの攻撃になってしまうからである(サッカーで言えば、「高い位置」で相手にボールを取られることに相当するか)。ただし、そのリスクを承知で4thダウンの攻撃でも、ランやパスで1stダウンを取りにくることがある。これは「4thダウン・ギャンブル」と呼ばれる。

5.試合時間は1クォーターが15分。4クォーターで60分。しかし、これは純粋にボールインプレーの時間である。時計が頻繁に止まるので、実際には2時間くらいかかる。1つのクォーターの終盤で、不利な側のチームはなるべく時間の進行を遅らせたいので、インプレーで時計が動いている場合には、時計を止める目的でタイムアウトを取ったりする。このあたりの時計をめぐる駆け引きには、ラグビーとは違った面白さがある。

現在のところ、理解しているのはこの程度である。各プレーヤーのポジションやフォーメーション(「ショットガン」とか「ワイルドキャット」とか)は、まったくわからない。それでも、試合を楽しむのには十分だ。

試合は、学生代表の立命館大学が、社会人代表のパナソニック電工を17-13で下した。

数年前、青山学院大学の淵野辺グラウンド(神奈川県相模原市)に、母校の試合を見に行ったことがある。しかし、グラウンドで何が起こっているのかまったく理解できなかった。やはり、生での観戦は時期尚早であった。10月なのにひたすら寒かったのを覚えている。

しかし、ようやくアメリカンフットボールの面白さが少しは理解できるようになったので、来シーズンあたり、大学の1部リーグの試合でも見に行ってみようかなと思う。…改めて気づいたのだが、NFLの中継が深夜に放送されているではないか。時間が遅いのが難点だが、これを見るのも楽しいかもしれない。

追記:ハーフタイムショーなどを見ると、男くさいラグビーと比べて、アメリカンフットボールは華やかなイメージがある。表現を変えると「ちゃらちゃら」?している。一方、ラグビーに女性チアリーダーは似合わない。

追記2:野球で「2アウト」のことを「2ダウン」といったりするのだが、これはアメリカンフットボールの表現を借りたものだろうか。野球は3回のアウトで攻守交替するが、その表現を借りるなら、アメリカンフットボールは4回のアウトで(10ヤード前進できなければ)攻守交替することになる。

追記3:Wikipediaで調べてみたのだが、時計が止まる条件はいくつか定められており、単純にボールデッドの場合に時計が止まるということではないようだ。

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